骨壺は火葬後納骨する際に必要です
通夜と葬儀が終了した後は火葬場に運ばれてお骨になりますが、お墓や納骨堂に納める際には骨壺を利用するケースが多いです。地域によっては木型の骨箱にお骨を納める場合もありますが、骨壺と違って時間が経つと腐ってしまいますので、陶器の骨壺に入れて納骨堂やお墓に納めましょう。色々な種類が用意されており、値段もそれぞれ異なりますので、遺族でよく話し合って気に入ったものを選択するのがベストです。最近は樹木葬や散骨など、直接お骨を自然に返す形を希望する方もいらっしゃいますが、場所が限定されているため希望が通らない可能性もあります。
役所に提出する書類を忘れないように注意しましょう
家族が亡くなって葬儀の準備をする際に、役所にも提出する書類があります。通夜と葬式が終わった後に火葬場に足を運んでご遺体を火葬することになりますが、そのための許可証を発行してもらう必要がありますので、忘れずに役所を訪れて手続きを進めてください。もちろん葬儀会社に依頼した際に当日までに行うことを詳しく説明してくれますので、わからない事があれば質問してトラブルの無いように進めることが重要です。家族が亡くなったことで悲しい気持ちになっているかもしれませんが、喪主になってしまうと悲しんでいる暇も無く、通夜と葬式の日程を決めたり、どんな葬式にするかプランを選択したり親族に連絡するなどやる事が沢山あります。
皆が知っている有名人も行った人はいる生前葬
現代ではお葬式のスタイルも皆同じというような、判を押したような一辺倒なやり方ではなく、かなり多様化したスタイルになっているので、有名人の生前葬なども話題です。人間は誰もがいつかは人生を終わる日が来ますし、あの世へと旅立つ際には遺族などにお葬式を出してもらい、見送ってもらわなければなりません。自分はすでに現世にはいない霊の状態ですから、自分のお葬式に出席をすることなどはできないです。しかし今では生きているうちにお葬式を行うというスタイルも登場をしていますので、生前に自分を含む遺族や親族に親しい人を集めてのお葬式をすることができます。
葬儀が終わった後の法事のマナーを知っておこう
家族が亡くなると、悲しみを感じている時でも、お通夜や告別式の準備をしなければなりません。葬儀が終わると、初七日や四十九日、一周忌などの法要を行う必要があります。法事の中でも四十九日は大変重要になっており、僧侶に依頼して丁寧な読経をしてもらい、家族や親族でお墓参りを行います。四十九日や一周忌などの法要は、故人が亡くなってから日が浅いので、男女共に黒の喪服を着用するのが一般的になっています。故人の親戚として法事に出席をする時は、黒の喪服を着用したり、バッグや靴、髪飾りなども黒に統一をしておく必要があります。